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放射性物質検査
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放射能


放射性物質検査のご案内

放射性物質検査においてISO/IEC 17025検査所認定を取得しました。


飲料水、食品、土壌等の安全確認にご利用ください。

検査対象  飲料水・食品・農水産物、土壌等、堆肥・肥料、産廃など
検査項目  放射性ヨウ素(Ⅰ-131)、放射性セシウム(Cs-134,Cs-137)
検査機器 ゲルマニウム半導体検出器 NaI(Tl)シンチレーション
スペクトロメータ機器
SEIKO EG&G社製
(検出器:ORTEC GEM30-70)
(検出器:ORTEC GEM20-70)
Capintec社製 Captus3000W
定量下限  検査方法、検査対象品、試料量により異なりますので、お問合せください。
検体量  液体:2L、固体(食品は可食部):2㎏
 以上は目安です。小容量での検査も承ることができます。ご依頼の際はお問合せください。
報告日数  3~5営業日
搬入方法  検体ごとにポリ瓶やチャック付ビニール袋等に密閉してお届けください
注意事項  ・輸出品の場合はその旨お知らせください。
 ・検査終了後の検体は返却するか破棄いたします。


食品中の放射性セシウムの基準値

 食品群 基準値(Bq/Kg)
 飲料水  10
 牛乳  50
 乳児用食品  50
 一般食品  100


飼料中の放射性セシウムの暫定許容値

 種類  基準値(Bq/Kg)
 牛・馬用飼料  100
 豚用飼料  80
 家きん(鳥)用飼料  160
 養殖魚用飼料  40


産業廃棄物の放射性セシウムの基準値

 区分  基準値(Bq/Kg)
 事業系一般廃棄物
 産業廃棄物
 8000





貯水槽水道法定検査

簡易専用水道とは

市町村の水道から供給される水だけを水源として、その水を受水槽に溜めてから給水する水道施設のうち、受水槽の有効容量が10㎥を超えるもの を「簡易専用水道」といいます。(水道法第3条7項)

簡易専用水道の管理

1.法定検査

簡易専用水道の設置者は、1年以内ごとに1回、地方公共団体の機関または厚生労働大臣の登録を受けた検査機関や者に依頼して検査(有料)を受けなければなりません。(水道法第34条の2)。
検査を受けない場合は、100万円以下の罰金に処せられることがあります。(水道法第54条第1項8号)

2.日常的管理

(1)貯水槽の清掃(水道法施行規則第55条)
  受水槽及び高置水槽については、1年以内ごとに1回定期的に清掃することが義務付けられています。

(2)施設の点検(水道法施行規則第55条)
  水槽の点検を行う等、有害物、汚水等によって水が汚染されるのを防ぐための必要な措置を講じなければなりません。


 ※当検査センターでは次のような衛生管理を推奨いたします。
  ・毎日水の状態を観察する(透明なガラスコップに水を汲み、色、臭い、味を確認する)
  ・週に1回残留塩素の測定をして、検出されることを確認する。
  ・年に1回、保健所や当センターなどの検査機関で次の項目の水質検査を行い安全を確認する。

  一般細菌、大腸菌、有機物、塩化物イオン、pH値、味、臭気、色度、濁度



温泉分析

温泉分析 

温泉の再分析

温泉法が改正され、平成19年10月20日より温泉成分の定期的な(10年以内)再分析が義務付けられました。
これまでも温泉成分の再分析についてはおおむね10年ごとに見直しをすることが指導されてきましたが、温泉法には検査義務が示されていませんでした。
現在では、前回の温泉成分の分析終了年月日から10年以内に再分析が実施され、結果が知らされてから30日以内には温泉利用施設の見やすい場所に新しい温泉の成分等の掲示をすることが義務付けられています。
岩手県薬剤師会は、岩手県における温泉分析機関のパイオニアとして温泉分析を行っております。
再分析の際には是非ご用命くださいますようご案内申し上げます。
また、温泉成分分析についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。


可燃性天然ガスの測定について

平成20年10月1日施行の温泉法の改正により、可燃性天然ガス(メタン)濃度の確認申請(基準値以下)または温泉の採取許可申請(基準値を超える場合)が必要になりました。メタンガスが含まれているまたは含まれているかわからない場合は、現地で測定し適切なアドバイスを致しますのでご相談ください。




シックハウス症候群とは 


確立された単一の疾患ではなく、建物に由来する様々な「健康障害の総称」です。
住宅の高気密化などが進むのに伴い、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染によって引き起こされます。
その症状には、以下のようなものがありますが、人によって個人差が大きく、同じ部屋にいるのに、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。

〈各部位による症状〉

部位 症状 
涙目・チカチカする
刺激感・乾燥・鼻水
乾燥
唇の感想・咳
めまい・吐き気・頭痛・疲れやすい
じんましん・湿疹


シックハウス症候群の原因 


住宅の高気密化・高断熱化などが進み、化学物質による空気汚染が起こりやすくなっているほか、湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなります。それだけではなく、一般的な石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。

〈揮発性有機化合物における室内濃度指針値〉

 揮発性有機化合物  室内濃度指針値
ホルムアルデヒド 100 μg/㎥ (0.08 ppm)
アセトアルデヒド 48 μg/㎥ (0.03 ppm)
トルエン 260 μg/㎥ (0.07 ppm)
キシレン 200 μg/㎥ (0.03 ppm)
エチルベンゼン 3800 μg/㎥ (0.88 ppm)
スチレン 220 μg/㎥ (0.05 ppm)
パラジクロロベンゼン 240 μg/㎥ (0.04 ppm)
テトラデカン 330 μg/㎥ (0.04 ppm)

揮発性有機化合物 室内濃度指針値
クロルピリホス 1 μg/㎥ (0.07 ppb)
但し小児は
0.1μg/㎥(0.007 ppb)
フェブカルブ 33 μg/㎥ (3.8 ppm)
ダイアジノン 0.29 μg/㎥ (0.02 ppb)
フタル酸ジ-n-ブチル 17 μg/㎥ (1.5 ppb)
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 100 μg/㎥ (6.3 ppb)



 

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